
三笠市萱野には古い鉄道の駅舎や線路が残されています。
これは北海道開拓の要となる石炭産業「幌内炭坑」の
名残であり、とても歴史を感じる場所です。
今ではのどかな農村風景が広がり、
このプロジェクトの核となる「三笠すずき農園」でも
おいしい農作物が育まれています。
この過去と現在はとても魅力です。
そして開拓時代を支えた場所から「農」と「食」を
未来に向けて発信することは、とても創造的なことです。
また、札幌からも車で1時間圏内にあり、
都市と農村をつなぎ、たくさんの人たちにその良さを味わっていただくには、とてもぴったりな場所です。
それが三笠であり、萱野である所以です。
「MIKASA萱野プロジェクト」
三笠地域における「農」と「食」の
連携推進協議会について
私たちは「農」と「食」の視点から、三笠でなにかもっと面白いことが
できるのではないかと、この協議会を立ち上げました。
「三笠すずき農園」を中心に、改めて三笠地域を眺めてみましたが、
この歴史的にも地域(場所)的にもとても面白い地域資源があり、
その可能性を感じました。
本格的にプロジェクトが始動し始めた2017年は、萱野の「三笠すずき農園」に
リンゴの植樹を行い、シンボルとして育てています。
私たち協議会も同じように成長しつつ、この地域だからできる様々なことに
チャレンジして、新しい三笠を萱野地域から発信していきます。
また地域と若い人たちとの接点に、都市と地域を結ぶ拠点にと、
農泊事業にも取り組み始めました。
さらに地域に貢献できるような活動を目指しています。

三笠地域における「農」と「食」の
連携推進協議会
三笠の農家に生まれ、札幌で有機やさい八百屋「アンの店」を
長年営んできました。
しかし、ふるさと三笠の未来はどうなるのだろうと思っていた10年前(2007年)、
食の仲間達の発案で「田んぼプロジェクト」が始まりました。
毎年、田植えや収穫をたくさんの方々と楽しんでいます。
そして、さらに三笠のためになることを、またこの農村風景をたくさんの方々に
楽しんでもらえるようにと、協議会を立ち上げました。
協議会には長年食の活動をともにしてきた仲間が大勢加わっています。
三笠市はじめ、飲食店関係者、農家、アウトドア関係者、放送局、絵描き、写真家など
多彩なメンバーが支えてくれています。
これからも協議会メンバーとともに、応援してくださり、
集ってくださるみなさまと、この三笠を盛り上げて行きたいと思います。
これからも一緒に三笠を楽しみましょう。
代表 鈴木秀利
「MIKASA萱野プロジェクト」の活動を行いながら、地域に貢献できることは何かと考えた末、より具体的に「農」と「食」を体験していただきたいと考えました。農村における宿泊施設と地域の食材を活かしたレストランなど複合施設を、この地に予定しています。2018年度から着工し、2019年にはオープンを迎える予定です。
その、進行状況などはインスタグラムで、たびたびお伝えして行きます。お楽しみに♪